专利摘要:
任意の位置に容易に配置可能にし、医師又は患者に対する干渉を低減する。支持アセンブリは、第一の軸の周りでキャリッジから旋回式で結合されているオフセット・アームを含んでいる。エルボーが、第二の軸の周りでオフセット・アームにおいて旋回式で結合されている。第一及び第二の軸は、鉛直に整列しており、互いから一定のオフセット距離を隔てて隔設されている。可動式アームが画像検出器を支持している。可動式アームは、水平に整列しており鉛直面においてテーブルの中心長手軸に整列している第三の軸の周りでエルボーにおいて旋回式で結合されている。可動式アームはまた、水平に整列しており、第三の軸に対して垂直に整列している第四の軸の周りに回転するように支持されている。第一、第二、第三及び第四の軸は全て、互いとの共通の交点を含んでいる。
公开号:JP2011512986A
申请号:JP2010549624
申请日:2008-03-07
公开日:2011-04-28
发明作者:デルマス,ヤン;ファン・デル・ハム,アンドレアス・セー;ブーヴィエール,ベルナルド
申请人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイGeneral Electric Company;マグネティック・エレクトロモートレン・ゲーエムベーハー;
IPC主号:A61B6-03
专利说明:

[0001] 本書の主題は一般的には、画像取得に関し、さらに具体的には、可動式の撮像機械又はイメージング・システムのための方法及び構成に関する。この可動式撮像機械又はイメージング・システムは、医療診断撮像又は産業用撮像向けに構成され得る。]
背景技術

[0002] 医療診断イメージング・システムは、X線システム、計算機式断層写真法(CT)システム、超音波システム、電子ビーム断層写真法(EBT)システム、及び磁気共鳴(MR)システム等のような多様な撮像モダリティを包含している。医療診断イメージング・システムは、例えば患者のような対象の画像を、例えば患者を透過するX線のようなエネルギ源での曝射を介して形成する。形成された画像は多くの目的に用いられ得る。例えば、対象の内部欠陥を検出することができる。加えて、内部の構造又は整列性の変化を決定することができる。また、対象の内部の流体の流れを表わすこともできる。さらに、画像は、患者における対象の存在の有無を示すことができる。医療診断撮像から得られる情報は、医療及び製造を含めた多くの分野で応用することができる。]
発明が解決しようとする課題

[0003] 一つの従来の医療診断イメージング・システムは、可動式Cアーム・システムを含んでいる。可動式Cアーム・システムは、例えば一般外科、血管手順、及び心臓手順に用いられ得る。従来の可動式Cアーム・システムは、放射線検出器(例えばイメージ・インテンシファイア)に対向する関係に設けられた放射線源又は送信器を装備しており、Cアーム・システムはテーブル天板に載置された被撮像体又は患者に関して移動される。患者を放射線源と検出器との間に配置した状態で、様々な方向から放射線を被撮像体に通過させるようにCアーム・システムを移動させたり回転させたりする。放射線が患者を通過するのに伴い、解剖学的構造が、通過した放射線の可変的な減弱を生じ、この放射線が検出器において受光される。検出器は、減弱後の放射線を診断評価に用いられる画像へ変換する。かかる診断イメージング・システムを中核とした典型的な医療手順では、多数の医師、看護師及び技師が被撮像体に近接して配置される。]
[0004] 密集した作業環境の任意の位置に容易に配置され得るように可動性が強化され、医師又は患者に対する干渉を低減した医療診断イメージング・システムが必要とされている。]
課題を解決するための手段

[0005] 以上に述べた必要性は、以下の記載において本書で説明される各実施形態によって扱われる。]
[0006] 一実施形態では、テーブルに配置された被検体の放射線画像を取得するために協働可能な放射線源及び検出器を可動式で支持する支持アセンブリを提供する。テーブルは、中心長手軸によって画定されている。支持アセンブリは、全体的に鉛直に整列している第一の軸の周りで可動式キャリッジから旋回式で結合されているオフセット・アームを含んでいる。エルボーが、第二の軸の周りでオフセット・アームに旋回式で結合されている。第一及び第二の軸は各々、全体的に鉛直に整列しており、また互いからオフセット距離を隔てて隔設されている。可動式アームが、放射線源及び検出器を支持するように装着されている。可動式アームは、全体的に水平に整列しており鉛直面においてテーブルの中心長手軸に全体的に整列している第三の軸の周りでエルボーに旋回式で結合されている。可動式アームはまた、全体的に水平に整列しており第三の軸に対して全体的に垂直に整列している第四の軸の周りを回転するように支持されている。第一の軸、第二の軸、第三の軸、及び第四の軸は全て、互いとの共通の交点を含んでいる。]
[0007] もう一つの実施形態では、被検体の診断画像を取得するように動作可能な構成を提供する。この構成は、撮像される被検体を収容するテーブルと、キャリッジと、オフセット・アームと、エルボーとを含んでいる。テーブルは、中心長手軸によって画定されている。キャリッジは、テーブルに対して移動するように動作可能である。オフセット・アームは、第二の端部の反対側に位置する第一の端部を含んでいる。オフセット・アームの第一の端部は、全体的に鉛直に整列している第一の軸の周りでキャリッジに旋回式で支持されている。エルボーは、全体的に鉛直に整列しており第一の軸からオフセット距離を隔てて隔設されている第二の軸の周りでオフセット・アームの第二の端部に旋回式で支持されている。この構成はさらに、放射線検出器と連絡して診断画像を取得するように構成されている放射線源と、放射線源及び放射線検出器を支持する可動式アームとを含んでいる。可動式アームは、鉛直面においてテーブルの中心長手軸と上方で全体的に水平に整列している第三の軸の周りでエルボーから旋回式で支持されている。可動式アームはまた、全体的に水平に第三の軸に対して垂直に整列している第四の軸の周りで回転するように摺動式で支持されている。第一の軸、第三の軸、及び第四の軸は全て、互いとの共通の交点を含んでいる。]
[0008] さらにもう一つの実施形態では、放射線を放射線源からテーブルを通して放射線検出器まで伝達する方法を提供する。この方法は、テーブルに関して鉛直方向において上方に固定されて位置するレールに沿って線形方向にキャリッジを摺動させる動作と、第一の軸の周りでキャリッジに関してオフセット・アームの第一の端部を旋回させる動作と、全体的に鉛直に整列しており第一の軸から水平方向にオフセット距離を隔てて隔設されている第二の軸の周りでオフセット・アームの第二の端部に関してエルボーを旋回させる動作と、全体的に水平に整列しており鉛直面においてテーブルの中心長手軸に全体的に整列している第三の軸の周りでエルボーに関して可動式アームを旋回させる動作と、全体的に水平に整列しており第三の軸に対して全体的に垂直に整列している第四の軸の周りでエルボーに関して可動式アームを回転させる動作と、可動式アームの一方の自由端に位置する放射線源から放射線検出器に向かって放射線を伝達する動作とを含んでいる。]
[0009] 本書では多様な範囲の構成について説明する。この概要に記載した観点及び利点に加えて、図面及び以下の詳細な説明を参照するとさらに他の観点及び利点が明らかとなろう。]
図面の簡単な説明

[0010] イメージング・システムの構成の一実施形態を被撮像体を支持するテーブルと組み合わせて示す立面模式図である。
図1の線2−2に沿って見た模式図である。
図1に示すイメージング・システムについて、テーブルから横方向にオフセットして整列している可動式アームを示す上面模式図である。
図1に示すイメージング・システムについて、テーブルに直交して整列している可動式アームを示す上面模式図である。
被撮像体を支持するテーブルに関してイメージング・システムのもう一つの実施形態を示す上面模式図である。
図5に示すイメージング・システムについて、テーブルと平行に整列している可動式アームを示す上面模式図であある。
図5に示すイメージング・システムについて、テーブルに直交して整列している可動式アームを示す上面模式図である。] 図1 図5
実施例

[0011] 以下の詳細な説明では、説明の一部を成しており実施され得る特定の実施形態を例として示す添付図面を参照する。これらの実施形態は当業者が当該実施形態を実施することを可能にするように十分に詳細に説明されており、他の実施形態を利用し得ること、並びに実施形態の範囲から逸脱することなく論理的変形、機械的変形、電気的変形及び他の変形を施し得ることを理解されたい。従って、以下の詳細な説明は、限定する意味で解釈すべきでない。]
[0012] 図1は、テーブル115に配置された被撮像体110の放射線画像を取得するように動作可能なイメージング・システム105を含む構成100の一実施形態を示す。被撮像体110は典型的には、患者又は患者の何らかの部分である。イメージング・システム105は、例えば操作者が放射線から遮蔽され得るように遠隔から動作させることができる。代替的には、イメージング・システム105は、医療従事者が被撮像体110の医療手順を実行しながら画像を視認し得るように、検査室又は手術室に載置され得る。] 図1
[0013] テーブル115は一般的には、イメージング・システム105から独立した台125から支持されているテーブル天板120を含んでいる。テーブル天板120は一般的には、中心長手軸128(図2〜図4を参照せよ)に沿って被撮像体110を収容するように構成されている。テーブル115は、固定式であっても可動式であってもよい。加えて、テーブル115は、テーブル天板120及び被撮像体110を所望の上昇/下降位置、傾斜位置、及び/又は前進/後退位置まで移動させるように動作可能な様々な従来の前進/後退機構、上下動機構、及び/又は傾斜機構を含んでいてよい。従って、テーブル115は、イメージング・システム105と交信してテーブル115の制御及びイメージング・システム105に関する配置を連絡し合う。] 図2 図3 図4
[0014] 続けて図1を参照すると、図示のイメージング・システム105は可動式X線イメージング・システムであって、患者にX線を通過させた後に診断画像を検出して読影のために処理するように動作可能である。但し、イメージング・システム105の形式(例えば磁気共鳴撮像及び放射線等)は様々であってよい。図示のイメージング・システム105は一般的には、放射線源130と、放射線検出器又は受像器135とを含んでいる。例示的な放射線源130はX線フォトンを発生し、これらのフォトンは好ましくは、コリメータを通過するように照射されてX線ビームを形成する。X線ビームは検出器135の作用面積の中心と実質的に整列している軸138を有する。X線ビームは、検出器135の方向にX線ビームの軸によって画定されるベクトルを有する。図示の放射線源130はX線を発生するように動作可能であるが、放射線源130及びそれぞれの検出器135の形式は様々であってよい。] 図1
[0015] イメージング・システム105はさらに、放射線源130及び検出器135をテーブル115に載置された被撮像体110に関して移動自在に支持する支持アセンブリ140を含んでいる。支持アセンブリ140は、可動式キャリッジ・システム155からエルボー150によって支持されている可動式アーム145を含んでいる。図示の可動式アーム145は、一対の相対向する自由端160及び165を有するCアームである。放射線源130は第一の自由端160に接続され、放射線検出器135は、間に位置する被撮像体110を通過した減弱後の放射線を受光するように対向して第二の自由端165に接続されている。但し、可動式アーム145の形状は曲線であっても稜角等があってもよく、限定しない。]
[0016] 続けて図1を参照すると、カラー・アセンブリ又はトロリー・アセンブリ170が、当該カラー・アセンブリ170を通して可動式アーム145を摺動式で収容するように構成されており、可動式アーム145が、全体的に水平にテーブル天板120の中心長手軸128に垂直に整列している回転軸175(図2を参照せよ)の周りに回転自在となるようにしている。電動式駆動器180が、カラー・アセンブリ170を通して可動式アーム145を摺動関係で回転軸175の周りに移動させるように構成されている。] 図1 図2
[0017] エルボー150は、カラー・アセンブリ170及び可動式アーム145を旋回式で支持して接続されている。図示のエルボー150は全体的にL字形であり、上方自由端185及び下方自由端190を含んでいる。エルボー150の下方自由端190は、回転軸195の周りで回転するように、カラー・アセンブリ170及び可動式アーム145を回転式で支持して接続されている。回転軸195は、全体的に水平に整列しており、カラー・アセンブリ170に関する可動式アーム145の回転軸175に垂直に整列している。回転軸195はまた、テーブル天板120の中心長手軸128に全体的に平行に整列している(図2〜図4を参照せよ)。図示のエルボー150はL字形であるが、エルボー150の形状は様々であってよい。電動式駆動器200が一般的には、可動式アーム145及びカラー・アセンブリ170を回転軸195の周りでエルボー150に関して回転させるように動作可能である。支持アセンブリ140は、回転軸175が交点205において可動式アーム145の回転軸195と交差するように構成されており、交点205を本書ではアイソセンタ205とも呼ぶ。] 図2 図3 図4
[0018] 図1にさらに詳細に示すように、可動式キャリッジ・システム155は一般的には、レール支持構造215に沿って線形方向212にカラー・アセンブリ170及び可動式アーム145を移動させるように動作可能なキャリッジ210を含んでいる。図示のレール支持構造215は、架空(例えば天井225)に固定されており間にキャリッジ210を収容するように構成されている平行に整列した一対のレール220を含んでいる。レール支持構造215は一般的には、キャリッジ210の線形走行方向212に並列して中心長手軸230を画定している。レール支持構造215の中心長手軸230は全体的に、可動式アーム145の回転軸195及びテーブル天板120の中心長手軸128の鉛直方向の上方に位置している。また、レール支持構造215の中心長手軸230は、上面から見てレール支持構造215の中心長手軸230と、可動式アーム145の回転軸195と、テーブル天板120の中心長手軸128との間にオフセットが存在しないように整列されている。] 図1
[0019] オフセット・アーム240が、可動式キャリッジ・システム155からエルボー150及び可動式アーム145を回転式で支持して接続されている。電動式旋回駆動器245が、第一の軸250の周りでキャリッジ210に関してオフセット・アーム240を回転させるように接続されている。エルボー駆動器255が、第二の軸260の周りでオフセット・アーム240に関してエルボー150を回転させるように接続されている。第一及び第二の軸250及び260は互いに平行に、両軸とも全体的に鉛直に整列しており、また上面から見て全体的に水平な方向に互いから一定の距離を隔てて隔設され又はオフセットされている。オフセット・アーム240の中心長手軸262が、全体的に線形に整列しており、第一及び第二の軸250及び260を通して延在している。]
[0020] 図2に示すように上面から見ると、図示のオフセット・アーム240は、相対向する曲線形自由端265及び270と、間に延在する一対の相対向する全体的に線形の側面275及び280とを含んでいる。図3に示すように、曲線形自由端265及び270の全体的な径282は、線形の側面275及び280の幅284よりも大きく、全体的に8の字形を成している。図1のように側面立面から見ると、オフセット・アーム240の円周エッジ自由端265及び270、並びに側面275及び280は全体的な鉛直方向に丸みを帯び又は曲線形を成している。オフセット・アーム240のこの構成は、向上した操作性、及び審美的に訴求力のある外観を提供する。] 図1 図2 図3
[0021] 以上、イメージング・システム105及びテーブル115の構成100の実施形態の構築についての説明を一般的に掲げたので、以下ではテーブル115に配置された被検体110の医療診断画像を取得するときの構成100の動作についての一般的な説明を掲げる。]
[0022] 先ず、イメージング・システム105の支持アセンブリ140が、図1及び図2に示すように例示的な停留位置又はゼロ位置に位置するものと仮定する。この停留位置では、オフセット・アーム240の中心長手軸230及び可動式アーム145の回転軸195は、両軸ともテーブル天板120の中心長手軸128と平行に整列している。オフセット・アーム240がキャリッジ210に関して回転するときの中心となる第一の軸250は、支持アセンブリ140のアイソセンタ205において交差している。支持アセンブリ140は、可動式アーム145、並びに装着された放射線源130及び検出器135を、テーブル天板120の中心長手軸128に関して線形方向212に移動させるように動作可能である。旋回駆動器245は、第一の軸250が支持アセンブリ140のアイソセンタ205に常に交差するような態様で、オフセット・アーム240を第一の軸250の周りでキャリッジ210に関して回転させるように動作可能である。従って、図2及び図4に上面から見て示すように、可動式アーム145、並びに装着された放射線源130及び検出器135(図1を参照せよ)は、アイソセンタ205(図1を参照せよ)を被撮像体110の上の注目点に保ちつつ第一の軸250及び/又は回転軸195の周りを回転することができる。] 図1 図2 図4
[0023] 図3に示すように、旋回駆動器245(図1を参照せよ)は、オフセット・アーム240を第一の軸250の周りでキャリッジ210に関して回転させるように動作可能であり、可動式アーム145がテーブル115及び被撮像体110の右側に対して横方向にオフセットして配置されることを可能にしている。また、エルボー150は、所望の態様でテーブル天板210の長手軸128に対して平行に可動式アーム145の回転軸195を整列させるように、第二の軸260の周りでオフセット・アーム240に関して回転することができる。図3から明らかなように、可動式アーム145、並びに装着された放射線源130及び検出器135(図1を参照せよ)のテーブル115から横方向にオフセットした位置への移動は、臨床医又は内科医(例えば麻酔医)が所望の態様で医療手順時に被撮像体110の頭部に上方から接近することを強化する。] 図1 図3
[0024] 図4は、テーブル天板120の中心長手軸128に対して回転軸195が全体的に垂直に整列するまで第一の軸250の周りでエルボー駆動器によって回転される可動式アーム145の上面図を示す。可動式アーム145のこの回転によって、放射線源130と検出器135(図1を参照せよ)との間に延在する軸138(図1を参照せよ)は、第一の軸250と共に鉛直の整列を保つ。可動式アーム145の線形方向212の移動によって、放射線源130及び検出器135は、臨床医又は内科医が被撮像体110の頭部に接近することを許しつつ、頭から爪先までの被検体110の放射線画像を捕獲するように動作可能である。反転した態様で、イメージング・システム105は、図1及び図2に示す停留位置に容易に復帰することができる。] 図1 図2 図4
[0025] 図3及び図4は、可動式アーム145の移動がテーブル115のテーブル天板120及び被撮像体110の右側に対して横方向にオフセットしていることを示しているが、可動式アーム145は、類似の態様でテーブル天板210及び被撮像体110の左側において反対側の横方向にオフセットした位置に移動し得ることを理解されたい。] 図3 図4
[0026] 図5〜図7は、以上に述べた構成100と同様に、テーブル315に載置された被検体310の診断画像を捕獲するように動作可能なイメージング・システム305を含む構成300のもう一つの実施形態を示す。図5を詳細に参照すると、イメージング・システム305は、天井装着型レール支持構造415に沿って移動自在のキャリッジ410からエルボー350及びオフセット・アーム440によって可動式アーム345を支持した支持アセンブリ340を含んでおり、構築及び動作については上述した支持アセンブリ140の可動式アーム145、エルボー150、レール支持構造215、オフセット・アーム240と同様である。オフセット・アーム440は、第一の軸450の周りでキャリッジ410に関して回転するように接続され、エルボー350は、第二の軸460の周りでオフセット・アーム440に関して回転するように接続されている。第一及び第二の軸450及び460は各々、全体的に鉛直に整列しており、一定距離(矢印及び参照番号465によって示す)を隔てて隔設されて、これらの軸を通るオフセット・アーム440の中心長手軸470を全体的に画定している。] 図5 図6 図7
[0027] 続けて図5を参照すると、支持アセンブリ340のレール支持構造415は、上面から見て水平方向にテーブル315のテーブル天板495からクリアランス距離490を隔てて隔設されている。従って、支持アセンブリ340に支持されている可動式アーム345、エルボー350、レール支持構造415及びキャリッジ410を含めて支持アセンブリ340の何れの部分も、またオフセット・アーム440の何れの部分も、テーブル315に載置されている被撮像体310の上方には位置しない。この構成によって、臨床医又は内科医(例えば麻酔医)が被撮像体310の頭部の上方から接近することを強化することができる。加えて、支持アセンブリ340のレール支持構造415の位置がオフセットしているため、処置室の照明系統が被撮像体310の関心領域を適正に照射する能力に対する干渉の可能性を低減する。さらに加えて、支持アセンブリ340のレール支持構造415の位置がオフセットしているため、被撮像体310の関心領域に対する殺菌環境を強化する昇圧帯を保つように従来の態様において被撮像体310に対して典型的に提供される空気流との干渉の可能性を低減する。] 図5
[0028] 図6は、レール支持構造415の中心長手軸500に対して全体的に垂直に整列するまでのオフセット・アーム440の回転を示す上面図である。この回転後の位置において、レール支持構造415の中心長手軸500に沿ったキャリッジ410の線形移動方向(矢印及び参照番号502によって示す)は、テーブル天板315の中心長手軸510から一定の距離505を隔てて隔設されている。距離505は、全体的に鉛直に整列しているそれぞれ第一の軸450と第二の軸460との間のオフセット距離465に略等しい。従って、オフセット・アーム440の中心長手軸470が、レール支持構造315の中心長手軸500及びキャリッジ410の線形移動方向502に対して全体的に垂直に整列したときに、テーブル315のテーブル天板495の中心長手軸510は、イメージング・システム305のアイソセンタ512、及びオフセット・アーム440の周りでのエルボー350の回転の全体的に鉛直の回転軸460を通って延在する。] 図6
[0029] 図6は、レール支持構造415の中心長手軸500がテーブル315の中心長手軸510から一方向(例えば被検体310の左側)にオフセットしていることを示しているが、レール構造415の中心長手軸500はまた、テーブル315の中心長手軸510から反対方向にオフセットしていてもよく、このことも本書に包含されることが理解される。] 図6
[0030] 図7は、可動式アーム345が第二の軸460の周りでエルボー350に関して回転したときの上面図を示す。オフセット・アーム440に関するエルボー350の全体的に鉛直に整列した回転軸460は、アイソセンタ512、及びカラー170(図1を参照せよ)に関する可動式アーム345の回転軸480から全体的に水平な距離515を隔てて隔設されている。全体的に水平な距離515は距離505に略等しく、テーブル天板495の中心長手軸510がカラー170(図1を参照せよ)に関する可動式アーム345の回転軸480に全体的に整列するようになっている。これにより、構成300は、被撮像体310の頭から爪先までの放射線画像を容易に取得するように、線形方向502のテーブル天板495及び/又はキャリッジ410の互いに関する移動を可能にしている。以上に述べた主題は、例えば被撮像系310の循環系に放射線染料を流すときに望ましい。] 図1 図7
[0031] 動作について述べると、先ず、支持アセンブリ340が図5に示す停留位置又はゼロ位置に位置するものと仮定し、この位置では、カラー・アセンブリ170に関する可動式アーム345の全体的に水平な回転軸480(図6を参照せよ)は、レール支持構造475の中心長手軸500に対して垂直に整列している。可動式アーム345及びレール支持構造415は、テーブル天板490から片側に距離505を隔てて横方向にオフセットしている。図5に示すこの停留位置では、可動式アーム345及び支持アセンブリ340のレール支持構造415の何れの部分も、鉛直方向にテーブル天板490及び被撮像体310の上方に整列していない。従って、天井装着型支持アセンブリ340は、被撮像体310の上方からの接近及び医師の接近のためのクリアランスを増強し、さらにまた、所望の態様でテーブル315及び被撮像体310に対して適用される上述の空気層流及び昇圧帯との干渉の可能性を低減する。図6に示すように、オフセット・アーム440がレール支持構造415の中心長手軸500及びテーブル天板495の中心長手軸510に対して全体的に垂直に整列するまでの回転することにより、キャリッジ410及び/又はテーブル天板495の線形方向502の移動は、イメージング・システム305のアイソセンタ512が、上面から見てテーブル天板495の中心長手軸510との全体的な連続的整列を保つことを可能にし、被撮像体310の両側への強化された接近を許しつつ、被撮像体310からの放射線画像の容易な参照及び取得を強化する。ここで図7を参照すると、第二の軸460の周りでのオフセット・アーム440に関する可動式アーム345の回転によって、線形方向502でのキャリッジ410の移動及び/又はテーブル天板495の移動は、アイソセンタ512が、テーブル天板495の中心長手軸510との全体的な連続的整列をこの場合にも保つことを可能にし、被撮像体310の右側に沿った頭部側の端部における臨床医又は内科医の強化された接近を許しつつ、頭から爪先までの被検体310の放射線画像の容易な捕獲を可能にするようにしている。反転した態様で、イメージング・システム305は、図6及び図7に示す何れの位置からも図5に示す停留位置に容易に復帰することができる。] 図5 図6 図7
[0032] この書面の記載は、最適な態様を含めて本書において本発明を開示し、あらゆる当業者が本発明を製造して利用することを可能にするように実例を用いている。特許付与可能な発明の範囲は特許請求の範囲によって画定されており、当業者に想到される他の実例を含み得る。かかる他の実例は、特許請求の範囲の書字言語に相違しない構造要素を有する場合、又は特許請求の範囲の書字言語と非実質的な相違を有する等価な構造要素を含む場合には、特許請求の範囲内にあるものとする。]
[0033] 100 構成
105イメージング・システム
110被撮像体
115 テーブル
120テーブル天板
125 台
128中心長手軸
130放射線源
135放射線検出器
138 軸
140支持アセンブリ
145可動式アーム
150エルボー
155可動式キャリッジ・システム
160、165 自由端
170カラー・アセンブリ
175回転軸
180電動式駆動器
185 上方自由端
190 下方自由端
195 回転軸
200 電動式駆動器
205交点
210キャリッジ
212線形方向
215レール支持構造
220レール
225天井
230 中心長手軸
240オフセット・アーム
245 電動式旋回駆動器
250 第一の軸
255 エルボー駆動器
260 第二の軸
262 中心長手軸
265、270曲線形自由端
275、280 側面
282 曲線形自由端の径
284 側面の幅
300 構成
305 イメージング・システム
310 被検体
315 テーブル
340 支持アセンブリ
345 可動式アーム
350 エルボー
410 キャリッジ
415 天井装着型レール支持構造
440 オフセット・アーム
450 第一の軸
460 第二の軸
465 第一の軸と第二の軸との距離
470 中心長手軸
480 可動式アームの回転軸
485
490クリアランス距離
495 テーブル天板
500 中心長手軸
502 キャリッジの線形移動方向
505 テーブル天板の中心長手軸からの距離
510 中心長手軸
512アイソセンタ
515 水平距離]
权利要求:

請求項1
中心長手軸を有するテーブルに配置された被検体の放射線画像を取得するために協働可能な放射線源及び検出器を可動式で支持する支持アセンブリであって、全体的に鉛直に整列している第一の軸の周りで可動式キャリッジから旋回式で結合されているオフセット・アームと、全体的に鉛直に整列しており前記第一の軸からオフセット距離を隔てて隔設されている第二の軸の周りで前記オフセット・アームにおいて旋回式で結合されているエルボーと、前記放射線検出器に対向する関係で前記放射線検出器を支持する可動式アームであって、全体的に水平に整列しており鉛直面において前記テーブルの前記中心長手軸と全体的に平行に整列している第三の軸の周りで前記エルボーにおいて旋回式で結合されており、また全体的に水平に整列しており前記第三の軸に対して全体的に垂直に整列している第四の軸の周りに回転するように支持されている可動式アームとを備えており、前記第一の軸、前記第三の軸、及び前記第四の軸は全て、互いとの共通の交点を含んでいる、支持アセンブリ。
請求項2
前記可動式キャリッジは、前記テーブルよりも高い位置に位置する固定されたレール構造の中心長手軸に沿って線形方向に移動自在である、請求項1に記載のアセンブリ。
請求項3
前記固定されたレール構造の前記中心長手軸は、鉛直面において前記テーブルの前記中心長手軸と全体的に整列している、請求項2に記載のアセンブリ。
請求項4
前記固定されたレール構造の前記中心長手軸は、前記テーブルの前記中心長手軸から全体的に水平な面においてオフセット距離を隔てて隔設されている、請求項2に記載のアセンブリ。
請求項5
前記固定されたレール構造の何れの部分も、前記鉛直方向において前記テーブルの何れの部分の上方にも整列していない、請求項4に記載のアセンブリ。
請求項6
前記第二の軸の周りで前記オフセット・アームに関して前記エルボー及び可動式アームの回転を駆動するように動作可能な電動式駆動器をさらに含んでいる請求項1に記載のアセンブリ。
請求項7
前記第一の軸の周りで前記キャリッジに関して前記オフセット・アーム及び可動式アームの回転を駆動するように動作可能な電動式駆動器をさらに含んでいる請求項1に記載のアセンブリ。
請求項8
前記オフセット・アームは、対向している全体的に曲線形の両端部を含んでおり、間に全体的に線形の側面が延在している、請求項1に記載のアセンブリ。
請求項9
前記オフセット・アームの中心長手軸が、前記第一の軸と前記第二の軸との間で全体的に線形に整列している、請求項1に記載のアセンブリ。
請求項10
被検体の診断画像を取得するように動作可能な構成であって、中心長手軸を有し、前記被撮像目標を収容するテーブルと、該テーブルに対して移動するように動作可能なキャリッジと、第二の端部の反対側に位置する第一の端部を有するオフセット・アームであって、当該オフセット・アームの前記第一の端部は、全体的に鉛直に整列している第一の軸の周りで前記キャリッジに旋回式で支持されている、オフセット・アームと、全体的に鉛直に整列しており前記第一の軸からオフセット距離を隔てて隔設されている第二の軸の周りで前記オフセット・アームの前記第二の端部において旋回式で支持されているエルボーと、放射線検出器と連絡して、前記診断画像を取得するように構成されている放射線源と、前記放射線源及び前記放射線検出器を支持する可動式アームであって、鉛直面において前記テーブルの前記中心長手軸と上方で全体的に水平に整列している第三の軸の周りで前記エルボーから旋回式で支持されており、また全体的に水平に前記第三の軸に対して垂直に整列している第四の軸の周りで回転するように摺動式で支持されている可動式アームとを備えており、前記第一の軸、前記第三の軸、及び前記第四の軸は全て、互いとの共通の交点を含んでいる、構成。
請求項11
前記放射線源は、前記第一の軸と全体的に平行に整列した全体的に線形の鉛直軸に沿って前記放射線検出器に関して連絡して整列している、請求項10に記載の構成。
請求項12
前記キャリッジは、鉛直面において前記テーブルの前記中心長手軸に全体的に整列して線形方向に高架支持構造に沿って移動自在である、請求項10に記載の構成。
請求項13
前記高架支持構造の中心長手軸が、上面から見て前記テーブルの前記中心長手軸からオフセット距離を隔てて隔設されている、請求項12に記載の構成。
請求項14
前記高架支持構造の何れの部分も、鉛直方向において前記テーブルの上方に整列していない、請求項12に記載の構成。
請求項15
前記キャリッジの前記線形方向は、前記テーブルの前記中心長手軸に全体的に平行である、請求項12に記載の構成。
請求項16
前記第二の軸の周りで前記オフセット・アームに関して前記エルボー及び可動式アームを回転させるように動作可能な電動式駆動器をさらに含んでいる請求項10に記載の構成。
請求項17
前記イメージング・システムは放射線イメージング・システムである、請求項10に記載の構成。
請求項18
前記オフセット・アームの中心長手軸が、前記第一の軸と前記第二の軸との間で全体的に線形に整列している、請求項10に記載の構成。
請求項19
放射線を放射線源からテーブルを通して放射線検出器まで伝達する方法であって、前記テーブルに関して鉛直方向において上方に固定されて位置するレールに沿って線形方向にキャリッジを摺動させる動作と、第一の軸の周りで前記キャリッジに関してオフセット・アームの第一の端部を旋回させる動作と、全体的に鉛直に整列しており前記第一の軸から水平方向にオフセット距離を隔てて隔設されている第二の軸の周りで前記オフセット・アームの第二の端部に関してエルボーを旋回させる動作と、全体的に水平に整列しており鉛直面において前記テーブルの中心長手軸と全体的に整列している第三の軸の周りで前記エルボーに関して可動式アームを旋回させる動作と、全体的に水平に整列しており前記第三の軸に対して全体的に垂直に整列している第四の軸の周りで前記エルボーに関して前記可動式アームを回転させる動作と、前記可動式アームの一方の自由端に位置する放射線源から前記放射線検出器に向かって放射線を伝達する動作とを備えた方法。
請求項20
前記線形方向に前記キャリッジを摺動させる前記動作は、前記テーブルの前記中心長手軸に全体的に平行に整列しており該テーブルの該中心長手軸から水平方向にオフセット距離を隔てて位置する前記レールの長手中心軸に沿って行なわれる、請求項19に記載の方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
CN102065767A|2011-05-18|
WO2009110906A1|2009-09-11|
EP2252213A1|2010-11-24|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-05-10| A300| Withdrawal of application because of no request for examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110510 |
2012-02-23| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120222 |
2012-06-27| A072| Dismissal of procedure|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072 Effective date: 20120626 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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